執行委員長 2022年新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。
 組合員の皆様方には、お健やかに初春を迎えられたこととお慶び申し上げます。また、皆様の平素よりの全駐労運動に対してのご支援、ご協力を頂いております事を執行部一同、心より感謝申し上げます。

 さて、昨年ようやく新型コロナウィルス感染に関して終息への光が見えかけていましたが、岩国基地内でも昨年末より変異株による感染が拡がりを見せ、出勤制限など勤務に影響が出ている職場もあり、大変不安な毎日を過ごされていることかと思います。
 
 全駐労としては情報を受けた直後に防衛事務所を通じて早急に安全に配慮するよう協力要請を行いました。現在も対策はされているようですが、各職場で対応が異なっていると聞いております。情報提供やご相談等何でも構いませんので組合事務所にご連絡頂けたらと思います。

 昨年末には各対策部が集まり、今年から組合員様はもとよりご家族も参加できるようなイベントへの開催に向けて本格的に準備を続けておりましたので、このような事態となったことについては非常に残念に思っておりますが、状況を見極めながら皆様のご健康と安全に配慮してご提供できるものはしていこうと引き続き計画しております。

 それに伴い、10月の定期大会でもご案内しましたが、タイムリーな配布物などによる情報提供や周知が困難になっています事への対応として、LINEアプリを利用しての情報配信を開始しております。メールマガジンの配信も引き続き行ってはいますが、こちらの登録もぜひ行って頂きたいと思います。組合ホームページでも情報の確認もできますので、新しい生活様式に対応できるよう定期的に更新を行い、もっと組合の活動を皆様に知って頂きたいと思っております。 

 そして、気掛かりでございました本年3月末に期限を迎える特別協定の改定については、期間は5年間、最も懸念していました労務費に関しては、日本政府負担分に関しては現状維持という事で合意されました。一方で、労働条件については引き続き労務分科委員会内での話し合いを行うという回答でしたので、中央本部を中心に全国の基地の地区本部と一丸となって我々の要求が反映されるように取り組んで参りたいと思います。

 最後に、組合員の皆様には山口地区本部に対して継続的に絶大なるご協力をお願いするとともに、今年一年が組合員とご家族の皆様にとって健康で、充実した年となるように祈念致しまして年頭の挨拶とさせて頂きます。

執行委員長 廣中 寿洋