執行委員長 2021年新年のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。
 組合員の皆様におかれましては令和三年の清々しい初春を迎えられた事とお慶び申し上げますとともに、平素よりの全駐労運動に対してのご理解、ご協力を頂いております事を厚く御礼申し上げます。

 さて、昨年はコロナ始まりコロナに翻弄されたまま終わった年でした。組合活動におきましても当初予定をしておりました様々な活動が延期や中止に終わり、執行部としても心苦しく不完全燃焼の年でした。
 昨年10月に役員改選が行われ、新体制になって三カ月が経ちますが、相変わらず感染症の拡大の収束が見えない中、皆様におかれましても普段の生活に不安やストレスを感じる毎日をお過ごしの事と思います。 
 組合としても、まだまだ先行きの見えない中ではありますが、いかに組合員の皆様の安全と健康、そして雇用を守るための取り組みができないかを考え、意見を出し合っているところです。

 しかしながら、日常の活動においても人が集まる事で感染リスクも高まってしまいますので、書面会議やWebでの会議を取り入れたり、新規執行部員にも新しい意見を貰いながら、屋外でできるイベントを企画するなど、制約のある中でも活動を止めないような取り組みを行っております。
 現在テレワークや入門制限もございますので、配布物などによる情報提供や周知が困難になっていますので、自宅にいても情報を受け取る事ができるツールとして、これを機に皆様にはぜひメールマガジンの配信登録を行って頂きたく思います。
 組合ホームページでも情報等の確認もできますので、新しい生活様式に対応できるよう定期的な更新を行っていけるようにしたいと思っておりますので、ぜひアクセスをして頂けますと幸いです。
 また、将来的には皆様にとっても使用度の高いLINEアプリに移行しての情報配信も検討中です。その際にはまた追ってご連絡を致します。 

 さて、本年3月末に期限を迎えます特別協定の改定時期が迫ってきております。
 前回の特別協定ではIHAの給与の米軍負担が大幅に削減されました。
 現在、特にコロナ禍により米軍関係者の外出規制が敷かれた際には、福利厚生部門を司るIHA従業員は、その外出制限に置かれた軍人、軍属とその家族の生活を支えるために厳しい職場環境下にあるにもかかわらず、ウィルス感染リスクの不安と闘いながらの業務を遂行し、今最も在日米軍の駐留と感染症の拡大防止に必要不可欠な存在となっておりますので、日本政府によるIHAを含む適正な労務費負担を継続させるよう、中央本部を中心に全国の基地の地区本部と一丸となって我々の要求が反映されるような改定になるように取り組んで参りたいと思います。
 これからも諸問題への早期解決をすべく、防衛事務所、駐留軍等労働者労務管理機構、中央・他地区本部などと密に連携しながら、執行部・事務局一同、力を合わせていきますので、皆様からも情報提供や要望等のご連絡をお待ちしております。

 最後に、組合員の皆様一人一人に山口地区本部に対しての絶大なるご協力をお願いするとともに、今年一年が組合員とそのご家族の皆様にとって健康で、充実した年となるように祈念致しまして、年頭の挨拶とさせて頂きます。

執行委員長 廣中 寿洋